2015年7月29日水曜日

慢性的な頚部痛へ手術は保存療法と効果変わらず

(長谷川淳史先生投稿より)
慢性頚部根性痛(3ヶ月以上持続)患者81名を対象に頚部椎間板切除術か固定術群・各種理学療法群・頚椎カラー群を比較した世界初のRCT(ランダム化比較試験)の結果、手術には保存療法を上回る効果がほとんどないことが判明。
http://1.usa.gov/PVsSUC


 (鹿島田コメント)
頚椎の椎間板ヘルニアで急性の麻痺があるときは手術適応ですが、痛みのみの場合は慌てて切ることはないようですね。
ただ、保存療法で数日内に結果が出せないと「手術でもすれば良くなるに違いない」と 根拠なく信じている患者さんも多いのも事実です。

(2012年10月11日)

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